2015 パチスロ

2015 パチスロ

俺らみたいなモテないグループにそんな言葉をかけてみろ、次はその口を縫い合わせるぞ」青山にとって彼女ができないというのはなかなかに難題であるのか、不満そうな、不機嫌そうな表情を浮かべながら島村をにらむ

嫉妬と怨嗟がこもったいい視線を向けるじゃないかと康太は感心してしまうが、口が裂けても『文が俺の彼女です』とは言えない空気だった

もともと親戚設定にしているために言うつもりはないのだが、目の前で彼女がいなくて荒んでいる友人が愚痴を言っているのに突き放すようなことは康太にはできなかった

「青山なんて顔は悪くないんだからちょっと気をつければできる気がするけどね・・・下心見え見えなところとか直せばすぐにできると思うよ?」「馬鹿言うな、下心なくして女と付き合えると思ってるのか?下心があって初めて男女の仲は生まれるんだろうが」「ごもっともだし、反論の余地はないんだけどなんだかすごく複雑な気分だよ

恋とか愛とか全くないの?」「ないな

あるのはただ性欲のみ

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互いに求めてるからこそこういう関係は成り立つんだろ?互いに求めてなきゃただ金目的かストラップ感覚でつけていたいだけの馬鹿だ」性欲に身を任せて付き合うのが良いのか、どのような形でも付き合うのが良いのか

正直どちらともいえないのだが、青山の言うことは地味に真理であるがゆえに二人はどう返したものか迷ってしまっていた

良くも悪くも直線的な奴だなと思いながらも、康太はとりあえず大きな声を出さないように青山の口をふさぐ

「わかった、わかったから一度トーンを下げような?飛行機の中で堂々と性欲云々話すなよ」「んぐ・・・すまん・・・でも実際そうだろ?島村も性欲ありきだよな?」「なんだか全力で同意したくないんだけど・・・でもまぁ・・・そういう気持ちがないと言えばうそになるよね

やっぱり・・・まぁそういうことはしたいよね」高校生の恋愛というのは良くも悪くもお遊び感覚が抜けないところがあるだろう

康太のように魔術師としての感覚から将来を見越した付き合いをするというのはかなり特殊な部類である

お試しで付き合ってみる、互いの相性を確認するために付き合ってみる

そういうことを高校生であれば普通にしていても不思議はない

良くも悪くもまだ未熟、これから大人になっていくうえでの通過儀礼のようなものであるととらえている者も多くいるのだ

そういう意味でも康太は少々異色だろう

すでに康太の思考や行動は大人のそれに限りなく近づいている