パチンコ 札幌市 豊平

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仮にどうにか生き延びていたとして、その声が、いま、隔絶された空間にいるエリルアルムに届くはずもない

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『エリルアルムよ

我が娘よ

聞こえているだろうか』 まるで、遙か彼方にいる相手に呼びかけるような、そんな言い方だった

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『そなたがなぜそのようなものと戦っているのか、その理由は知らぬ

そなたの敵がなにもので、そなたがなにを目的に戦っているのかも、な

しかし、だからといって、そなたを応援しないわけではないぞ

そなたは、わたしの愛しい娘なのだから』(父上……) エリルアルムは、幻聴であるはずのその声が、いまこの瞬間に紡がれているような錯覚を抱いて、胸中、頭を振った

そんなことがあるわけがない

 しかし

『そうだぞ

おまえは、俺の自慢の妹なのだ

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たとえ相手がだれであれ、俺はおまえを応援する

全力でな』(兄上……?) つぎに聞こえた兄の声の幻聴もまた、いままさに発せられているような熱量があった

『死ぬなよ

父上も、孫を見るまで死ねないと仰せだ』『孫は、そなたにも期待しておるのだが』『ははは、それはいわないお約束でしょう』(どういうこと……だ?) 父と兄の会話は、まるで生者のもののように聞こえた