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 ベンノの意識をこちらに向けることには成功したようだ

パッとオットーから手を離して、こちらを向いたベンノの隣で、オットーが「助かった」と目で合図してくる

「植物紙協会が動き始めたら、手伝ってもらうつもりだからだ」「え? それって、オットーさんが商人になるってことですか!?」 コリンナとの結婚のために商人の道を諦めたオットーが再び商人になれる日がやってきたということだろうか

 喜ばしいことだと思ったわたしに、ベンノは軽く頭を振った

「いや、オットーはあくまで兵士

それ以外の時にこき使うだけだ」「ええぇぇ!? ひどくないですか!?」 兵士の仕事が終わってから、ベンノに商人としてこき使われるなんて、さすがに可哀想だ

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声を上げたわたしの横でルッツも頷いている

 しかし、ベンノはフンと鼻を鳴らして、オットーを見るとニヤリと笑う

「コリンナのために家賃分働くのは当然だ

なぁ、オットー?」「家賃分以上働かされていると思うけど?」 黒い笑顔で睨みあう二人の視界にわたしとルッツは入っていない

 いつまで続くかわからない睨みあいに飽きて、わたしはトントンと机を叩いた

「ベンノさん、続きが聞きたいです

ギルド長とは結局どうなったんですか?」 ベンノはオットーから視線を外して、こちらに向き直った

肩を軽く竦めた後、勝利の笑みを浮かべる

「妥協点を出すことで、羊皮紙協会が植物紙協会の設立に合意したんだから、渋々ギルド長も認めたさ」「認めさせた、の間違いだろう?」 オットーの横やりが入ったけれど、これは多分オットーが正しいと思う

なるほど、と頷いたわたしとルッツを見て、ベンノがチッと舌打ちした

「きっちり揃えた書類の数々、羊皮紙協会との和解、被害者も何も出ずに済んだのに、このまま登録を長引かせるのは、商業ギルドの怠慢だ」「あぁ、それはそうだねぇ

でも、耄碌して書類が読めなくなっているなら、引退を考えた方が良いんじゃないか? とか、なんだったら俺が代わってやろうか? っていうのは、必要ない言葉だったと思うよ?」 オットーの暴露にわたしはひいぃっと息を呑んだ